SDGsバッジを作ろう!~市立保育園との交流~
こんにちは。水沢工業高校です。
リサイクルされないアルミ[アルミごみ]に着目して活動を展開している[SDGsバッジを作ろう!]のメンバー5人(機械科3年生)は、奥州市立みなみ保育園と交流の機会をいただき、このほど、園児が学校を訪れ鋳造の見学や作品の提供が行われました。
同園は今年度末に閉園することが決まったことから、なにか思い出になることはできないかと、本課題研究班にご相談をいただき、園児が集めた[アルミごみ]から、園児一人一人の名前が入ったキーホルダーを製作することとなりました。
お互い自己紹介を交わし、和やかなムードで開会。続いて生徒からSDGsの活動について紹介しました。
そして、今日のために園児が集めた[アルミごみ]を受け取ります。園児から元気いっぱいの「よろしくおねがいします!」に、生徒も笑顔で応えます。
会場を[鋳造実習室]に移して、鋳造作業の実演です。
砂型の説明と並行して、届けられた[アルミごみ]を溶解します。炉から轟音とともに炎が立ち上りますが、園児たちは真剣に見入っています。
そしていよいよ溶けたアルミを型に流す[鋳込み]です。
溶けたアルミを初めて目にする園児たち。怖がる様子もなく見入っています。その後、砂型から取り出されたキーホルダーには園児一人一人の名前が刻まれています。
この後、仕上げ作業を行いますが時間の制約上、今回はあらかじめ用意したものを渡します。
自分の名前が入ったキーホルダーを見つけて喜ぶ園児たち。
今日鋳込んだものも、仕上げて後日しっかりお届けします!
キーホルダーの裏面には園児が希望した虹がデザインされており、園でひとつひとつ色を付けます。その後一旦お預かりして、生徒がクリヤ塗装や金具を取り付けて、クリスマスまでにプレゼントします!
園児との交流を終えて、満面の笑みを浮かべる生徒たち。
今日のために準備を重ね、緊張しながらも迎えた交流会は、たくさんの笑顔にあふれ、楽しい時間になるとともに得難い経験と思い出になりました。
なお、このことが新聞に掲載されましたので、併せてお知らせします。