電気科:高圧受電設備見学
こんにちは。水沢工業高校です。
8月26日に太平ビルサービス株式会社様、東北電気保安協会様のご協力のもと、本校電気科2年生が高圧受電設備内部を見せていただくことができました。
高圧受電設備とは大規模施設には必ずあるといっていいものです。一般家庭の電気は電柱に取り付けてある変圧器で降圧され、100V(ボルト)となって家庭に来ます。しかし、大規模施設では100Vでは電圧が足りなかったり、それでは動かない機器が多くあるため、施設内に高圧受電設備を設置し、高い電圧の電気(6600V)を受電し、各部屋・各装置に配電します。
水工は工業高校ということで、各学科の実験装置などが多く、一般用の100Vでは足りません。ということで、水工にも高圧受電設備があります。
これは「電気主任技術者」という難関資格を取得している人でなければ立ち入り、扉の開閉、内部の保守・点検ができません。生徒たちも教科書や資格のテキストでしか見たことがなく、現物は初めて見ます。
前述の2企業の皆様のおかげで、内部を見ることができました。また、お忙しい中、内部の各機器についての説明もしていただきました。本当にありがとうございました。
本校電気科2年生は10月2日に行われる第一種電気工事士筆記試験に向け、猛勉強中です。そんな中、教科書に載っているものを生で見学できる機会があり、とても刺激になりました。
今後、さらに勉強に励み、一人でも多く合格できるように頑張ってほしいです。 (文責:田)