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生徒の夢を実現できる学校【開校記念日】 岩手県立水沢工業高等学校

 こんにちは。突然ですが5月12日、本校は55回目の開校記念日を迎えました。開校記念日に合わせて、水沢工業高校(以下、水工)の紹介をさせてください。

 岩手県の県南と県央に挟まれた胆江・奥州地区に「地元に根付いた工業教育を」という声により、水工は産声をあげました。当初は機械科、電気科、工芸科の3学科でしたが、現在では時代のニーズに合わせ、機械科、電気科、設備システム科、インテリア科の4学科となりました。これまでに約8000名近い卒業生を輩出し、各方面で活躍されています。
 また、部活動も活発で、水工ボクシング部は昨年の女子全国選抜優勝をはじめとして県優勝、インターハイ入賞など県内屈指の強豪校として知られています。硬式野球部も昨年、夏の甲子園県予選でベスト4と活躍し、甲子園出場を目指し日々練習に励んでいます。機械工作部や無線情報部もロボット大会で県上位の成績を収めています

 ちなみに略称である「水工」は「すいこう」と呼びます。
 そしてこのnoteのアイコンにしているキャラクターはEIMS(エイムス)君といいます。電気(E)、インテリア(I)、機械(M)、設備システム(S)の4学科の頭文字をつなげた、水工のマスコットキャラクターです。

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 ※水工50周年記念時のシンボルマーク

 【夢の実現】

 水工は「生徒の夢を実現できる学校」を教育目標に掲げています。
進路達成率は例年100%で大半が高校卒業後に就職を選びます。もちろん進学もできます。
 生徒は3年間の生活で専門知識を含む多くの経験をもとに自分の適正や取得した資格、やりたいことを見極め、自分自身が「将来の夢を見つけ、その夢を実現できる力」を見つけられる学校として、日々努力しています。
 今回は開校記念日にあたり、その一部を紹介します。

 【将来のスペシャリストを目指す】

 各学科では専門性の高い授業や実習などを行い、その学科の内容を深く学ぶことができます。

 実習のテーマは毎週変わるので、その都度お伝えします。

 授業以外に資格取得にも力を入れ、資格の取れる学校となりました。平成23年に「D(ドリーム)プロジェクト」という企画を立ち上げ、生徒・職員が一丸となって朝学習や学校改善に取り組んだものです。これにより国家資格や難関資格に多くの生徒がチャレンジし、高い合格率を出せるようになりました。現在、「Dプロジェクト」自体は終了しましたが、良き習慣として残り、現在でも各資格に多くの合格者をだしています。
 令和2年度には国家資格である「第一種電気工事士」に43名の合格者を出し、全国ランキング3位となりました。他にも多くの資格を取り、ジュニアマイスター制度では現在でも多くの生徒が受賞しています。

 これもひとえに生徒・教職員・応援してくださる保護者が一丸となって頑張っている結果です。 
 上記にもあるように「夢を実現させる」ための武器として資格は大切です。教育目標の理念からも「資格を取れる水工」を今後も維持できるように頑張っていきたいと考えています。
 
 資格や専門的な学習を通して、またそれらを活かして、将来のスペシャリストを育て、将来の社会を支える人材として成長を促せるよう、一日一日大切に、取り組んでいきたいと思います。 


【地域に根差した活動】

 水工は地域の声で生まれた学校ということで、地域に根付いた活動を行っています。

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 電気科では地元の公民館や、高齢の方のお宅を訪問し、専門知識を活かし電化製品の清掃や点検を行っています。これは「自分たちの技術(テクニック)を活かしたボランティア活動」ということで「テクノボランティア」と呼んでいます。

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 インテリア科では生徒が一から作成した家具や製品、デザインした絵画などを町の中心地にある商業施設に展示し、市内の多くの方が訪れ、生徒の作品を見ていただいています。


 奥州市はILC(国際リニアコライダー)誘致候補地の一つであり、水工でも数年前からILCに係る活動に取り組んでいます。今年度も「課題研究」のテーマの一つとして取り組みます。 


 水工は専門的な知識を身に付けつつ、「夢を見つけ実現できる」学校です。今後も水工の情報を発信していきます。これからもよろしくおねがいします。

最後まで読んでくれてありがとうございます。 これからも水工生の様子を投稿していきます。 ぜひ「♡」スキとフォローをお願いします。